あなたは薄毛と聞くと何を思い浮かべますか？多くの人は中年以上の男性を思い浮かべると思います。

なぜ薄毛になるのか、理由と対策をお話したいと思います。

大きく理由は3つに分けられます。

それは生活習慣、遺伝、ストレスによるホルモンバランスの乱れです。髪に悪影響を与える生活習慣は食事のバランスが悪い、睡眠不足、飲酒、喫煙等です。また、シャンプーの洗い残しや夏の強い日差しは頭皮を痛める原因になります。

次に遺伝ですが、家族や親戚に薄毛の人が多いとその可能性が高くなります。女性の社会進出が大きく取り上げられる中、家事、育児、介護等でやらなければならない事が多いのが現状です。そのストレスでホルモンバランスを崩し薄毛になってしまう女性が増加しています。

 

成長期の男子は男性ホルモンの影響で声変わり、筋肉が付きやすくなる、髭が生える、体毛が濃くなる等体の変化があります。女子は女性ホルモンの影響で脂肪が付きやすい、丸みを帯びた体に変化します。社会人になると仕事や人間関係のストレス、飲酒の機会等が増えていきます。その結果ホルモンバランスを崩し薄毛になってしまうのです。

 

ところで、頭からつま先まで生えている毛は全て男性ホルモンの影響を受けると思っていませんか？実は髪だけ女性ホルモンの影響を受けます。女性ホルモンのエストロゲンには髪を艶やかに成長促進させる働きがあります。男性は元々女性よりエストロゲンが少ないので補う必要があります。女性も出産後、更年期等でエストロゲンが減ってしまいます。

 

そこでエストロゲンに似た働きをするイソフラボンという成分を摂取することで補えます。イソフラボンは大豆製品に多く含まれています。内閣府の食品安全委員会が決めた1日の摂取上限量は75㎎です。大豆製品に当てはめると納豆90g、豆腐300g、豆乳400g、きな粉48gです。

大豆イソフラボンには薄毛対策の他にも、がん予防、糖尿病改善効果、美肌効果等たくさんの改善効果が見られました。また、唐辛子等に含まれるカプサイシンという成分と大豆イソフラボンを一緒に摂取すると薄毛に改善が見られました。これはカプサイシンの血行促進効果と大豆イソフラボンが毛乳頭を活性化させるためです。

 

薄毛に悩んでいる方は大豆製品と唐辛子等を食べ、生活習慣を改善し、頭皮と髪が喜ぶ生活に変えてみてはいかがでしょうか？